特別国際種事業者(正規象牙販売業者)
種の保存法に基づき、特別国際種事業者(第01912号)、象牙製品等を取り扱う事業者として、事業者登録をしています。当店で販売する全ての象牙印章は正規の商品で、環境省及び経済産業省管轄のもと、ルールに基づいて象牙印鑑、材料の取り扱いを行っていますので安心してお買い求め下さい。
種の保存法とは
絶滅の危機にある野生動物の種を保存するために制定された法律で、平成7年6月28日に改正されました。これにより、正規輸入された象牙から製造された象牙製品には「政府認定シール」が添付されます。当店でお買い上げの象牙商品には、必ずこの「政府認定シール」をお付けしております。
象牙のランクについて驚愕の事実!
象牙の販売ページを確認すると記載されている象牙のランク。全て同じ品質の象牙(上)が販売店舗によって下記のように、グレードの呼称を言い換えて販売している場合があります。
●特選象牙販売価格:10,000円
●極上象牙販売価格:10,000円
●高級象牙販売価格:10,000円
実際は、問屋で印材ランクは決まっていても、グレードの呼称に明確な決まりはなく、店独自で付けられている場合がありますので注意が必要です。印材問屋の営業担当者が曰く、お客様からすれば、象牙のランクについては判別がつきにくいと言われています。そこから考えてもいかに恣意的なランク付けがされているかが想像できます。
結論、印材に付いている「極上」や「高級」の名称で品質を判断することは大変危険です。100円ショップの認印にも「高級認印」と記載がしてあります。
当店は、お客様が信用してご注文できないようなものなら、販売するべきではないと考えています。このような観点から、当店の象牙印材は、店長の厳選による並・中・上・特上・極上芯持ちの5種類のラインナップに厳格に分けております。
当店の区別法は、下記の通りになります。
当店で取り扱う象牙印材は、ハード象牙とソフト象牙があり、それぞれ象の産地が異なります。
象牙の種類
象牙は、耐久性と耐摩擦性に優れ、重量感を誇り、手触りと質感ともに、はんこには最適とされ、実印として特に人気の高い印材です。一本の牙の内側は、木の年輪のような層になっており、中心にいくほど目が細かく密度が高いため耐久性に優れ、取れる量も少なくなるため希少となります。更に、「特上」「極上芯持ち」はハード(硬い)象牙の牙を使っているのでより硬く見た目も自然なアイボリー色をしています。
極上芯持ち象牙は、牙の中心から採れる印材で希少が高い
※一般的な使用品目は、印鑑、三味線ばち、箸、琴爪、根付など。特徴として、色はアイボリーで、透明度があり、固く傷がつきにくく光沢が良く印材には最高の素材です。
象牙の中心(芯)に近いほど、目が細かく良質で希少な印材
※一般的な使用品目は、印鑑、ピアノ鍵盤、ビリヤード玉など。特徴として、色は白っぽくハードに比べて少し柔らかく、光沢も若干劣る。
象牙のランクによる特徴
※実印・銀行印・認印の表記は、当店で分類上分けさせていただいておりますが、銀行印をご注文された場合でも、実印や認印として、また、実印をご注文された場合でも、銀行印や認印としてご使用いただいても問題はございません。使用用途は、お客様の判断でご使用いただけます。
1.極上芯持ち象牙
ハード象牙の中心にあたる部分。採れる量も一番少量で希少、上部の黒い点は、中心を使用している最高級品の証。
2.象牙(特上)
キメが細かく、印頭の目も極めて微細で、艶やかな光沢が見られます。まさに象牙らしい自然な色合いです。
3.象牙(上)
象牙特有の美しい乳白色。中よりも目が細かく、印材頭部の網目模様はほとんどなく美しい光沢が見られます。
4.象牙(中)
外側の表皮層から少し入った、やや目の落ち着いた部分を使用。並よりキメが細かく印材の頭部には細かな網目模様が見られます。
4.象牙(並)
象牙印材の普及品タイプ。やや外側部分から採られた印材で、側面は少し繊維的な縞模様、頭部は、やや粗めの網模様が見られます。
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単品
実印・銀行印(2本セット)
銀行印・認印(2本セット)
実印・銀行印・認印(3本セット)