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銀行印

銀行印

銀行印とは


銀行印とは、銀行や信用金庫などの金融機関の窓口にて届出を行い、正式に登録された印鑑を銀行印と呼びます。印鑑を購入して窓口で登録を行わない限り、銀行印としての効力は発揮されません。預金口座開設や窓口で預金を引き出す際に、本人確認のために捺印を求められます。

100円ショップやホームセンターなどで販売されている認印を銀行印として使用することも可能ですが、同じ文字で大量生産されている印鑑になるので、自分の資産を守る印鑑としては、セキュリティー面で不安要素になります。

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銀行印作製の際の規定


銀行印は、実印と比べて、印影のサイズ、印影の形、彫刻内容の規定が厳しくはありません。


1.印影のサイズの規定

実印は、印鑑のサイズに規定が設けられておりましたが、銀行印は厳密なサイズの規定はありません。一般的に認印より大きく、実印より小さいサイズで作製される方が多いです。


2.印影の形の規定

一般的には、押印した際に円形となるハンコの登録が多いですが、楕円形や角形でも登録は可能です。


3.彫刻内容の規定

ハンコに彫刻する文字の規定は実印のように厳格ではなく、動物(犬や猫のイラストが入っていても登録ができます)などのイラストが入っていても登録は可能です。

※未婚の女性の方は、今後、結婚をした際に苗字が変わる場合がありますので、お名前で銀行印を作製されますと、結婚後でも引き続き銀行印として使用できるので、西野工房で購入される多くのお客様がこちらの方法を選ばれています。贈答品で贈られる場合にもお名前での作製をお勧めしています。

男性のお客様は、苗字で作製される方が圧倒的に多いです。


4.その他の規定

ゴム印やスタンプなど変形しやすい材質は登録を行ってもらえません。また、実印と異なり、各金融機関で銀行印をそれぞれ用意するため複数本銀行印として作製し使用することも可能です。

※銀行印と認印の併用は、法律上問題はないのですが、盗難や紛失時にリスクが大きく、万が一のために別々で作製することを推奨しています。


銀行印が必要なシーンについて


近年、給料などの引き出しはATMで引き下ろされる方が多く、窓口で出金を行う際は、ATMでは出金できない程の金額を一度に引き出すぐらいの用途に変わってしまいました。ATMで出金する場合は、銀行印が不要で、インターネット銀行で口座を作成される場合は、こちらも銀行印が不要になり銀行印として役割を果たす機会が減っておりますが、金融機関で登録を行いたいという方もまだまだ多いので、銀行印は個人印鑑の中でも大切な印鑑。


銀行印が必要になる場合

●銀行や信用金庫などで口座を開設する時

●窓口で預金を出金する時

●口座振替(口座引き落とし)の契約をする時

●クレジットカードを作る時

●小切手や手形を発行する時

上記は一部で、例外も場合によってありますが、自身の金銭に関わることに使用することが多く、偽造されにくく、同じ印影がない印鑑で登録すると安心です。


印影デザインとサイズについて


銀行印として作製する際には、誰でも持っている印影デザインは避けるべきです。機械彫りで大量生産されているハンコは、納期がとても早く価格帯もお手頃ですが、銀行印として使用するのにはお勧めしていません。資産を守る意味で、セキュリティー面で強固な印鑑(同じ印影を使わない)を選ぶべきです。


男性、女性の用途別印鑑サイズ表

実印として

男性用の実印は、堂々とした16.5ミリまたは、18.0ミリをお勧めしています。女性の方でご結婚されている場合は、ご主人様より小さいものをお選びになるお客様が多いですが、男性の方と同じ大きさの実印でも問題ございません。女性の方でも、企業家の方などビジネス上でもご使用になる場合は、大きいサイズをお勧めしています。代表者としての実印をお作り下さい。印材によっては、21.0ミリもご用意しています。

実印が求められる時は

必ず用意が必要となり使用する場面が訪れるのが「実印」です。重要な手続きに用いられることが多く、頻繁に捺印をする印鑑でもないため、急に必要となり慌てて用意されるケースも多いです。例えば、土地や家を購入する時(不動産取引)や自動車を購入する時、金銭などの貸借証書・契約書で使用されます。その他には、遺産相続を行う時にも使用されます。

実印の規定

作製しても登録しなければ実印の効力を発揮しません。実印は、市区町村(住民票登録している)の役所に登録された、公的に認められた印鑑のことを指します。印鑑登録は、1人につき1ヵ所でしか登録できません。引っ越しの際は、転居先で印鑑登録が必要になります。役所に届けを行い正式に登録された印鑑が、実印となります。手続きがあるため、簡単に印鑑を変えることもできなく、一度登録した実印を一生使いつける方も多いのが現実です。必要に迫られ、納期が比較的早い大量生産を行っている印鑑を一生使い続けることにならないためにも、早めの準備と印影が他の方と異なることが最も重要です。

●8mmの正方形以上、25mmの正方形以内に収まるものとされている場合が多いです。
●形は、円形が一般的です。印鑑の輪郭がないものや、欠けているものは登録できません。
●戸籍上の名前を表す必要があり、フルネーム、苗字のみ、名前のみであれば登録できます。
※旧姓で作製することはできませんし、フルネームで作製されており、結婚されて名前が変わった場合は、新しく作製する必要があります。女性の方は、苗字が変わる場合がありますので、名前だけで作製されますと長く使用できます。
●ゴム印やスタンプなど変形しやすい材質で作製し登録をすることはできません。

印影の重要性

実印は、最も重要な印鑑になります。購入の際に、注意して確認しておく必要がある点は、コンピュータで大量生産されている実印であるかどうかになります。機械彫りで大量生産されている印鑑は、納品がとても早く価格帯も非常にお手頃です。しかし、重要な意思決定の時に、合意の証明が他の方と同じ印ではセキュリティー上よくありません。自分しか持っていない印影で印鑑を作製することが重要です。



銀行印として

男性用の銀行印は、15.0ミリ、女性用の銀行印は、13.5ミリがお勧めです。


実印と銀行印が同じメリット・デメリット

実印と銀行印を一本に統一すると、保管や管理が楽になります。また、コストも本来二本分購入するところを一本分に抑えれるので、安く済むということが挙げられます。しかし、もし紛失した時のことを考えなければなりません。

実印と銀行印を分けていれば、失くした印鑑のみ再登録手続きで済みますが、兼用にしていると必然的に実印と銀行印の手続きが発生します。悪用される危険性も実印ですと、不動産や車、銀行印を登録した金融機関までリスクが高くなります。使う用途や重要度がそれぞれの印鑑によって異なるので、結論としては別々で用意することを推奨しています。

銀行印が求められる時は

銀行印とは、銀行・信用金庫・信用組合などの金融機関に印影の届出をしている印鑑のことをいいます。預貯金の引き出しや振り込みをする際に使用をしていましたが、ATMなどの普及により、キャッシュカードなどで引き出し・振り込みを済ませることが多くなり頻繁には必要がなくなりつつありますが、金融機関での口座開設や保険の契約など金銭に関わる契約の際には必要です。

銀行印は、縦書き・横書きどちらが人気

印鑑本来の彫刻文字としては「縦書き」が基本ですが、昔から上から下へお金が流れていかないように右から読む形「横書き」が、お金が貯まると言われており、ほとんどのお客様が「横書き」を選ばれております。認印や実印は縦書きで作製される方が多く、区別しやすいというメリットもあります。

認印や実印を銀行印として登録できますか

認印や実印として使っている印鑑を、銀行印として登録することに法律上の問題はございません。大量生産された印鑑を登録することも可能です。しかし、同じ苗字の印鑑が簡単に手に入ってしまうので悪用される恐れが高まります。また一緒にしてしまうことで普段から頻繁に使ってしまうと、印影が偽造・複製されるリスクも高くなります。自分の財産に関わる重要な印鑑なのでセキュリティーの面を考えると偽造のされにくい手書きの印影にし、認印・銀行印・実印は別でご用意しておくことをお勧めします。



認印として

男性用の認印は、12.0ミリ。女性用の認印は、10.5ミリがお勧めです。ただし、会社などで使用する場合は、上司の方より大きいサイズの捺印となってしまう場合がありますので、小さ目の10.5ミリをお選びいただくお客様もいます。

認印が求められる時は

認印とは、届出を必要としない印鑑になります。日常生活ではもちろん、職場で確認事項への簡単な署名として、または回覧や荷物の受け取りなど書類の承認や意思確認といったものに使われます。

人気の書体は

確認をしたというサインのかわりになることに使われることが多いので、当店では、「読みやすい印相体」をお勧めしています。他の方が見て判読がしやすいことが理想です。

認印は、縦書き・横書きどちらが人気

縦書きを選ばれる方が圧倒的に多いです。理由としては、横書きでも使用可能ですが、現代の横書き『左から右』と印鑑の横書きは『右から左』のため、相手に判読されにくい場合を避けるため縦書きを選ばれています。

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